7月27日

大好きなツイートをする人がださい名前のフリースペースを開くとき。いつもなら言われたありがとうが消えたとき。文章が好きな人の話し方が合わなかった時。ふとした瞬間にその人の香りが好きじゃないと気づいたとき。その人の手から離れる吸い殻が地面におちたとき。

こういうくだらないほど小さい事に好きが一瞬で塗りつぶされていく

雷が大きくなっているから今なら物音をたててもバレやしないかとか真っ暗な外から窓の外を見たときに思わず歩道から目がのぞいてないかとか

 

他人に許せない事があるのは自分に対して許せない事があるからで、許せる人は自分がある意味確固たる根をはれているんじゃないだろうか。

 

花を見たときに花弁の質感を舌の上にのせたくなる。甘い香りが人には出せないものだから安心する赤子が言語を理解せず知能も持たないから自分を傷つけない事に安心するのと何が違うのか。

 

シャー芯みたいに折れるような生だったらどれだけ楽だったか